斉藤恵のネイリバナの間

斉藤恵旧ホームページ(2012.6~2022.3保存用)です。

 今日は4月はじめの月曜日ということで、初々しい制服やスーツの人を沢山見かけました。何なんでしょうね、あのオーラは。ただ服が真新しいっていうだけではない気がしませんか?

 内側から発しているこれからへの期待感にまざった不安感というか、独特の空気を感じます。(こちらがそういう目で見ているというのもあると大いにあると思うんですが)

 目がキラキラしていますね。見ているだけでこちらも気持ちが引き締まる思いです。

 ・・なーんてね。(←告白の松たか子風に)

 最近はアルバム制作の大事な作業が近づいているということもあって、意識的に色々なボーカリストの歌を聴くようにしています。

 自分はあまりいい音楽リスナーではないな、と前々から思っていたんだけど、好きな曲だけをひたすら聴き込むタイプなので、新しいものに中々目が行きにくくて、好きなアーティストの新しいアルバムを初めて聴く時でも平気で飛ばしちゃったりするし、せっかく買ったのに1回しか聴いてないみたいなのも結構あります。

 なので、音楽やらないけど音楽愛してる人と出会ったりすると、素晴らしいと尊敬の念を抱いたりもします。

 色んな音楽を聴けないのは、性格上の問題以外にもこれという理由があって、オリジナルを作るのって物を知りすぎてるほど難しくなっていくんじゃないか!?という疑念があることです。(この意見にはHAKASE北城氏も同意してくれたのですが)

 もしかしたら、今まで絵画というものを見たことのない人に、キャンパスと筆と絵の具を渡してこの道具で何かを作ってみてください、と言ったら、まだ誰も見たことのないようなとんでもない作品ができてしまうんじゃないかという期待感もあるのです。

 それはちょっと大げさな例だけど、”先入観”って何かを生み出すときには、邪魔になる要素ではあると思います。だけれど今の自分はそういうのを過ぎて、もっと色々勉強せねばあかん!と思い始めています。感覚だけでできることも周りに助けてもらえれば成立するかもしれませんが、人を納得させるにはきちんとしたベースがないといけないなと感じ始めているところであります。

 なので、フレッシャーの皆さんには、ガンガン自分の色を出せる勇気を持ってこれからの生活楽しんでほしいと思います!あたらしいってことはすばらしい可能性に満ちていることなんです☆

 

P.S.今日のアルバム 「Ann Sally/Voyage」