斉藤恵のネイリバナの間

斉藤恵旧ホームページ(2012.6~2022.3保存用)です。

昨日は真昼の月夜の太陽から無観客配信ライブでした。

ご視聴してくださった皆様、ありがとうございました。コメント全部読ませていただきました。それぞれのアーティストを応援している方が代表して曲目を書いてくれたりだとか、MCにつっこみを入れてくれたりだとか、普段のライブだとそういうコミュニケーションはないので、配信ならではの楽しみ方をしてくださっていて嬉しくなりました。あんまり慣れてない方が8888と頑張ってコメントくださったり…愛を感じました!

対バンはきしのりこちゃん、つだみさこちゃんでした。いやぁ・・間近でこんな風に本気の演奏が聴けて、なんて贅沢な時間なんだろうと思いました。(なんかすいません)

改めてすごくお二人の魅力が伝わってきました。

来週からライブハウスも営業再会されるところが増えてきそうですね。昨日の真昼さんもそうですが、これから人数を抑えての再会についてどうすべきか、考えを巡らせているようです。

私は、これからは実際のライブと配信、同日にダブルの選択肢があってもよいのかなぁ・・?と思っています。

もちろん、まだ感染の怖さというもの残っていると思いますが、そのほかにも遠方の方、移動が大変な方、閉鎖空間が苦手な方、実はいろいろな事情があったりして、配信の方がよいっていう場合もあるかなと思いましたし、ライブハウスに来られない方にも観ていただけるのは、アーティスト側にとっても嬉しいと思います。ライブ感を維持しつつ、そういうこともできれば可能性は広がるんじゃないかな〜と思います。

ただ、昨日見ていても思ったのですが、映像、音声を配信最優先でいい品質で、となるとスペースや人手も必要で、そういった想定をしていないつくりの会場もたくさんあると思うので、どうやって実現するのかな??っていうのは悩みどころだと思います。

しかし、配信に前向きな考えが芽生えたのも、実際に経験したからこそだと思います。

あとは、私にとって配信は鍛えられる場でもあると思いました。ライブハウスからの配信を家で聴くと、自分が思っている歌声と乖離していると思うときがあるのです。演奏している音がダイレクトにそれぞれのご自宅のスピーカーから出るので、聴こえ方が変わってくるんだと思います。今回はそれを意識して、いままでの練習方法を見直したりと、配信をすることで、今まで気が付けなかったことに注意を向けられるようになったと思います。ライブハウスの方にも配信の音はこういう風にしてほしいという希望を事前にお伝えすることもでき、良い経験となりました。

世界的に、こんなにたくさんの方の意識が変わるときってなかなかないと思います。私としても、創って演奏して…のベースはあまり変わらないのですが、発信の仕方については、できること、これからの可能性を考えていきたいと思います。

そんな中ライブハウスは、個々の活動では出会えない他のアーティストと引き合わせてもらい刺激を受ける場所だったり、なんといってもお客様と実際にお会いでき笑いあえる大切な場所です。

ちいさな音楽シーンがみんなにとってよい方向に向かいますように、考えながら進んでいきたいと思います!